
庶民サラリーマンにもかかわらずお金をかけずに毎年ハワイへの豪華な旅行を実現するためには、クレジットカードを活用し、航空会社のマイルを貯め、無料特典航空券を取得することが必要不可欠です。プラチナトラベラー家では、「陸マイラー」としてJALマイルを貯めていくことに決めました。
このブログ記事では、JALカードの内、Club-Aカードと、Club-Aゴールドカードのどちらを選択すればよいかについて、実際に発行し、実際に使ってみたところから、メリット・デメリットを皆さんに公開していきます。
目次
1. JALカードの比較:普通カード・CLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカード・プラチナカード
JALカードの種類は大きく4種類あります。普通カード、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、プラチナカードです。まずはこの4つのカードの基本スペックを比較できるようにまとめてみました。
①年会費
本会員: 2,160円(入会後1年間無料)、家族会員:1,080円(入会後1年間無料) | |
本会員:10,800円、家族会員:3,780円 | |
本会員:17,280円、家族会員:8,640円 | |
本会員:33,480円、家族会員:16,740円 |
②搭乗毎ボーナスマイル
:フライトマイルの10%プラス | |
:フライトマイルの25%プラス | |
:フライトマイルの25%プラス | |
:フライトマイルの25%プラス |
③ショッピングマイルプレミアム入会
:年会費3,240円/税込 | |
:年会費3,240円/税込 | |
:自動入会(年会費無料) | |
:自動入会(年会費無料) |
④ショッピングマイル
:200円=1マイル【マイル還元率0.5%】 | |
※ショッピングマイルプレミアム入会時、100円=1マイル【マイル還元率1%】 | |
:200円=1マイル【マイル還元率0.5%】 | |
※ショッピングマイルプレミアム入会時、100円=1マイル【マイル還元率1%】 | |
:100円=1マイル【マイル還元率1%】 | |
※ショッピングマイルプレミアムは自動入会(年会費無料)のため | |
:100円=1マイル【マイル還元率1%】 | |
※ショッピングマイルプレミアムは自動入会(年会費無料)のため |
⑤付帯保険
:海外旅行傷害死亡は自動付帯で最高1,000万円(家族特約なし)、傷害治療費用なし | |
:海外旅行傷害死亡は自動付帯で最高5,000万円(家族特約なし)、傷害治療費用最高150万円(家族特約なし) | |
:海外旅行傷害死亡は自動付帯で最高5,000万円(家族特約1,000万円)、傷害治療費用最高150万円(家族特約150万円) | |
:海外旅行傷害死亡は自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円(家族特約1,000万円)、傷害治療費用最高200万円(家族特約200万円) |
⑥ビジネスクラス・チェックインカウンター(国際線)利用可否
:× | |
:利用可 | |
:利用可 | |
:利用可 |
Apple Pay登録後にモバイル端末上で表示されるカード券面画像のご提示ではサービスの対象となりません。必ずJALカード(プラスチックカード)をご提示ください。
⑦空港ラウンジ(カードラウンジ)
:× | |
:× | |
:ラウンジ(カードラウンジ)利用可 | |
:ラウンジ(カードラウンジ)利用可 |
⑧プラチナ特典
:× | |
:× | |
:× | |
:コンシェルジュサービス |
2. CLUB-AカードとCLUB-Aゴールドカードの比較
さて、普通カード、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、プラチナカードの4種類から、どのJALカードを申し込むか決めるわけですが、、
プラチナカードの年会費は高いよね、基本的にはセゾンプラチナアメックスカードを作成して、付帯保険も充実しているし、プライオリティパスもついてきたりするし、とりあえずプラチナカードは候補対象外でいいと思うんですが、どうでしょうか?
ナイスな判断ですね!まさにその理由で、プラチナカードは候補対象外にしようとしていたところでした。
次に、普通カードですが、国際線にて、ビジネスクラス・チェックインカウンターの利用ができないことから、こちらも候補対象外にしたいと思います。
年会費
まずは年会費から改めて比較してみましょう。
CLUB-Aカードの年会費は、本会員が10,800円、家族会員が3,780円です。
CLUB-Aゴールドカードの年会費は、本会員が17,280円、家族会員が8,640円です。
年会費は、CLUB-Aゴールドカードの方が、6,480円高いよね。これを埋めるだけのメリットがあるのかしら?ていうか、そもそもCLUB-Aカードの年会費ですら、ちょっと安いゴールドカード並みの年会費がするのね…
そうですね、本会員の年会費の差は6,480円、家族会員の年会費の差は4,860円となります。次にショッピングマイルプレミアムの年会費を合わせて考えてみましょう。
ショッピングマイルプレミアム
ショッピングでもマイルを貯めるには、ショッピングマイルプレミアムへの入会しておいた方が好ましいです。特にJALカード特約店などでは、マイルが2倍貯まるので、ある程度JALカードでのショッピングが考えられる場合は、ショッピングマイルプレミアムへ入会した方がマイルがたまりやすいということになります。
CLUB-Aカードは、ショッピングマイルプレミアム入会に、3,240円の年会費がかかります。
CLUB-Aゴールドカードは、年会費無料でショッピングマイルプレミアムに自動登録となります。
ショッピングマイルプレミアムに入るとしたら、CLUB-AカードとCLUB-Aゴールドカードの年会費の差6,480円から、ショッピングマイルプレミアム年会費3,240円を引き、実質的にはCLUB-AカードとCLUB-Aゴールドカードの年会費の差は3,240円ということね。
そうですね、ショッピングマイルプレミアムを加味すると、本会員の年会費の差は3,240円、家族会員の年会費の差は1,620円となります。
付帯保険の比較
保険が充実しているのは、CLUB-Aゴールドカードです。
CLUB-Aカードは、海外旅行傷害死亡は自動付帯で最高5,000万円、傷害治療費用最高150万円。家族会員以外の家族特約はありません。
CLUB-Aゴールドカードは、海外旅行傷害死亡は自動付帯で最高5,000万円(家族特約1,000万円)、傷害治療費用最高150万円(家族特約150万円)です。
うーん、付帯保険は、セゾンプラチナアメックスが一番いいですよね。海外旅行傷害死亡は自動付帯で最高1億円(家族特約1,000万円)、傷害治療費用最高300万円(家族特約300万円)です。付帯保険をセゾンプラチナアメックスで賄うとすれば、CLUB-Aカードでいいかな。
そういう考え方もあります。ここで、ちょっとクレジットカードに付帯する旅行保険の説明をしましょう。
海外旅行保険が付帯するクレジットカードを複数枚持っている場合、死亡障害・後遺障害保険金については、最も高い保険金額を限度として支払われるので、一番高いのを1枚持っていればいいです。
しかし、治療費や携行品損害、個人賠償、救援者費用といった保険金は、クレジットカードを複数枚持っている場合、合算されます。かつ、実際にあって助かるのは『治療費』に対する保険です。海外では日本と異なり、万が一旅行先で入院といったことになると治療費に数百万かかることが多いので、保険が必須となります。
旅先で入院てなったら、せっかくの旅行が台無しよね・・・でもさらに数百万円の入院費がかかったら弱り目に祟り目。。子供の治療費は家族特約が無いとだめだから、CLUB-Aゴールドカードがよさそうですね。
空港ラウンジ(カードラウンジ)
最後に、ラウンジ利用可否を見てみましょう。ここでは、JGC会員が入れるさくらラウンジではなく、空港にあるカードラウンジが対象になります。
CLUB-Aゴールドカードは、ラウンジの利用が可能ですね。だけど、セゾンプラチナアメックスを保有していれば、カードラウンジは利用できるので、この点でCLUB-Aゴールドカードに大きなメリットがあるとはいいがたいですね。
そうですね、ただし、カードラウンジは、家族分のラウンジ利用にはコストがかかることが多いので、家族カードも保有するならば、 CLUB-Aゴールドカードが優位となります。
3. 結局、CLUB-AカードとCLUB-Aゴールドカードどっちを持てばいいのか?
海外旅行などへ年1回程度しか行かない方。少しでも年会費を節約したい方は、CLUB-Aカードを保有することでよいと思います。
飛行機をよく利用する方、または、海外旅行などへ年1回程度しか行かないけど、保険を充実させたい方・ゴールドカードのステータスを享受したい方は、CLUB-Aゴールドカードが良いと思います。
我が家は、子供が小さいので、万が一の保険も加味して、傷害治療費用の家族特約もついている、CLUB-Aゴールドカードにしようと思います。数千円年会費の差はありますが、ゴールドカードという、ステータスも、持っていていいと思いました。
当ブログでは、庶民サラリーマンが毎年ハワイのヒルトンへ家族旅行へいけるようになるよう、プラチナトラベラー家がいろいろと調べてたどり着いたベストプラクティスを、カスタマイズし、わかりやすくまとめたサイトを目指しています。また、実際に旅行に行ったときにどうだったのかの旅行記も載せていきますので、是非参考にしてみてください。 (もし、さらにいい情報があったら、皆さん教えてくださいね!)